パリのタリズマン
パリの歴史軸:シャンゼリゼ-凱旋門
パリの街は、エジプトのルクソールを範とした、パワフルな「太陽の都」として設計され、ルクソールから運ばれたオベリスクの位置も同じ配置になっています。
コンコルド広場のオベリスクから、シャンゼリゼ、エトワール凱旋門へ延びる歴史軸は、真東から26度(地軸の傾斜)南にそれていて、パリの緯度からは、冬至の日没時に、殆ど同じ場所からシリウス星(イシスの星)が昇ってくるのを見ることができます。
シャン・ゼリゼ:=エリュシオンの園(古代ギリシャの死後の世界)
ギリシャの宗派、哲学の学派では、エリュシオンはハデスの王国から分離したと考えられていました。
凱旋門 & エトワール(シャルル・ド・ゴール)広場
エトワール(=星)凱旋門は、イシスのシンボルの星の上に建っています。
空から見ると12本の主要な通りが放射状に広がり星のように見えます。パリ解放の英雄の名前に因んで、シャルル・ド・ゴール広場と変わりましたが、今でも「星の広場」と、呼ばれています。
ルーブルのピラミッド
1981年当時フランス大統領ミッテランは、フランス革命(1789年)から200年を記念する大事業を開始、グランド・ルーブル・プロジェクトではガラスのピラミッドが建設されました。
オカルティックだとかフリーメーソンだとか、スフィンクスとも呼ばれたミッテラン大統領は、デファンスに新凱旋門を建設しました。また、ルーブル美術館の改装、オルセー駅の再利用などの他、パリ大改造をしました。その他、新オペラ座、新国立図書館など。