秘められたパリの名前
パリの名前は、エジプトの女神イシスに由来しています。 現在サンジェルマン・デ・プレ教会の建っている場所に、イシスの神殿があったと言われています。 イシスの神殿の近隣の区域を「パリシス」、つまりイシスの近隣という意味でそう呼ばれていました。
パリ国立図書館に保管されている古い文献には、女神イシスが船でパリに到着しフランスの貴族や司祭に迎えられている絵があり、「非常に古いイシス女神で、エジプトの王妃」と説明文があります。パリとイシスの関連が暗示されています。
15世紀のパリでは、イシス信仰が市民に受け入れられ、エジプト儀礼が流行しました。天体の運行に地上の出来事が関連するという「イシスの預言」を信じる貴族も多くいました。
パリの紋章
ナポレオンが1811年に制定したパリの紋章には、ガリオン船とも呼ばれる「イシスの船」、蜂、星の図柄があります。
上部には帝国の鷲を載せた王冠、そしてそれを貫くカドゥケウスの杖があります。この船には女神イシスが座し、女神の星シリウス星が進路案内をしています。 パリを作るのに貢献した船員ギルドの人々(パリシー)が、ガリオン船の図柄を紋章に選んだと思われます。
3は聖なる数字で、シャルルマーニュの3匹の蜂は太陽王家系のシンボルです。
ミステリアス & スピリチュアルなパリを紹介します。
パリは、文化、歴史、ミステリーに魅了された人々にとって何度も訪れたいデスティネーションです。これまで様々なベストセラー小説の舞台となってきました。その場所を訪れてフィクションが現実に感じられるのを体験してみてはいかがでしょうか。
近年、あのベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」の出版後、映画化もされた、この小説のプロットをたどる観光客が激増しました。